北風と太陽
こんばんは。
今日はダラダラ書きます。(宣言してから書く)
週末暑かったですね。
わが家では少し前からタワー扇風機が息子と私の寝室で活躍しています。
タワ扇出した日に息子がタワ扇に向かって今日の出来事をおはなししていたのを動画に収められなかったのが残念ですが、まぁこれから9月ごろまでお世話になるので仲良くなってくれてなによりです。
この季節、窓を開けて寝ると朝方冷えすぎてやばいので、窓は閉めて壁の方に扇風機を当てて寝ると、朝まで快適。
でも息子はタオルケットかけててもすぐ全部剥いじゃうので、室温管理に迷いますね。
2階に関しては私たち夫婦と子どもの好きなように調節できるからまだいいんです。
問題は1階のLDKです。
こちらにはまだ扇風機は出していないのですが、ばあちゃんが寒がっていまだに冬場に着ていたカーディガンを着たりするので、窓もあんまり開けられず…(私は臭いから開けたい)
最近ちょっと服を薄手にしても文句を言わなくなりましたが、どうやら私たちとは体感温度がだいぶ違うようで。
先日内科(内科と認知症状も相談できる)の受診をしたときに先生に相談したら
「認知症のかたは温度の感覚が鈍って、朝寒いと感じたらそのあと気温が上がっても寒いと思って厚着したりすることがありますねぇ
周りの人が半袖だから『そうか今は暑いのか』と判断することもできなかったりしますし」
とおっしゃっていました。
なるほど、うちのばあちゃんは毎朝おしっこでびちゃびちゃになってるし、そりゃ寒いだろう。
その寒さをずっとひきずっているということか。
じゃあ、本人が寒がっていれば厚着をさせていてもいいのか、というとそうではないんですね。
「気温が高いのにめちゃくちゃ厚着をしていると、熱中症になったりするので(そりゃそうだ)そうかそうかと言いながらしれっと脱がせてくださいね」
ということでした。
着せるのはけっこう簡単なんですけどね。
脱がせるのって、けっこう大変なんですよ。
うちだけかな?
まるで北風と太陽のおはなしですよね。
鬼嫁みやびは北風になってしまうことが多いので、
太陽のように暖かくおおらかな気持ちに・・・
なれる??
正直しんどい。
息子がギャーギャー言ってたり時間と戦ってる時に、頑なに裏地がふわふわしたコートとか着て、言っても聞かない人に優しくなれない、私。
薄手のカーディガンならまだ優しくなれるかもしれないけど。
修行が足りませんかね。
みなさんどうなんでしょう。
ある程度の山(所謂心理的ステップ(※)の「怒り・拒絶」)を越えたら太陽のようになれますかね。
それでも先日の先生の「朝の体感を引きずる説」を聞いてからは少し優しくなれているような気もしなくもないです。
そういう意味で、知識・情報ってやっぱり大事だなぁと思う今日この頃。
さて、寝て起きたらまた一週間が始まります。
5月ももうすぐ終わりです。
あーーーー!!固定資産税と車の税金まだ払ってないーーーーー!!!!(5月末〆)
※心理的ステップ 認知症介護で苦労する家族の気持ちを4つのステップであらわしたもの。第1ステップ「戸惑い・否定」 第2ステップ「混乱・怒り・拒絶」 第3ステップ「割り切り・諦め」 第4ステップ「受容」 と言われています。私はこのステップを知ってから、誰もが第1ステップ、第2ステップを経験しているのだと思うと安心できたし、自分がどの段階か客観的に見るとちょっと冷静さを取り戻すことができる気がしています。
じいちゃん・・・
ブログを公開してから、なんとか毎日更新できるように予約投稿を使ったりして更新してたんですけど、ついに昨日連続更新記録はストップしてしまいました。(記録:6日)
水曜と木曜はパートで家事も溜め気味で、金曜のじいちゃんばあちゃんのデイの準備なんかもあって。
ここ最近は睡眠不足で体調を崩すことが多くなってきてしまったので、とりあえず睡眠を優先するようにしてます。無理は禁物。
さて、今日は予約投稿ではありません。
数時間前のホヤホヤのネタをお届けします。
今日買ってきたスタバのシナモンロールを食べながら。(23時台の奇行)
主人が夜勤の日は、19時半までに私と主人と息子が入浴を終えて、主人が出勤の準備をしたり、息子を着替えさせて遊んだりしている間にばあちゃんが入浴するんです。
ばあちゃんが上がるくらいのタイミングがだいたい主人の出勤直前なので、脱衣所のばあちゃんに声を掛け、着替えの介助を私がします。
ばあちゃんがリビングにいるじいちゃんに「お風呂どうぞ」と声を掛け、じいちゃんが風呂場へ向かう頃に主人が出勤。
玄関で息子と一緒に「いってらっしゃい」と見送り、2階へあがって、下の風呂場のじいちゃんの音を気にしながら息子の寝かしつけ・・・
というのが、一応の流れなんです。本来は。
今日は、ばあちゃんの入浴までは順調だったのに…。
主人の出勤前に階段を下りて行ったら、まだばあちゃんが脱衣所にいるのになぜかリハパンを抱えたじいちゃんが脱衣所の扉を開けるところでした。何の声も掛けずにいきなりガラっと。
しかも私が止めなかったら狭い脱衣所にじいちゃんまで入ろうとしてました。
すげー便臭を漂わせながら。
事を察した主人と私。
「俺、ギリギリまで居るわ(息子みとくわ)」
「わかった、ゴミ袋と手袋とおしりふき(私がやるわ)」
「うい(ありがと)」
で、一旦脱衣所の横のトイレにじいちゃんを入れて、ばあちゃんのパッド装着を手伝う私。
ばあ「狭いところになんで来るんやろな」
私「ほんまやな、かなんな」
ばあ「何にも言わんと開けやーるしなぁもう(ぷんすか)」
私「なぁ。デリカシーなさすぎやな。あれは私もあかんと思うわ、ほんまに。」
珍しくばあちゃんと意気投合する私。
今日は割とばあちゃんが冴えていたので着替えはすぐに完了。
この間にじいちゃんがトイレで何もできていないことは織り込み済み。
トイレのドアに向かって「どうやー?」と一応聞いてから「開けるでー」でドアオープン。
ひたすらに便臭。
何もせずに立ってるだけのじいちゃん。
じいちゃんの便の処理で、私がお尻を拭くのは今日が初。
(先日お風呂場で流す手伝いというか外から指示だけはしたけど)
けど、ばあちゃんの便処理で耐性がついているからか、そういえば意外と何の抵抗もなかったな。
ちゃっちゃとお尻を拭いて、半裸のじいちゃんを風呂場に連行している間に、主人がゴミ袋の処理。
華麗なる連携プレー。
二人手を洗い、主人無事出勤。息子おりこう。
今日はばあちゃん冴えてて良かった。グッジョブ。
最近は、洗濯物を取り込んだりたたんだり、しかもそれを片づけたり(場所はめちゃくちゃだけど一応全部タンスの中なので○)を言われなくてもやってくれる時もあったり、ばあちゃんの気力と私の中のばあちゃんの評価は右肩上がり。
対して、このあとじいちゃんは無事風呂から上がったものの、リビングの座椅子でゴロゴロしているところを私に見つかって「そんなとこで寝てるくらいなら布団で寝なさい!」と怒られて就寝しました。
やれやれ(呆)
そんなこんなで、家族5人のうち3人のうんこを躊躇なく処理できることがわかりました。
ドラクエのレベルアップの音が脳内再生される夜。
お。さきほどツイッターで宣言した通り、ギリギリ日付変わるまでにアップ。
それでは、残りのシナモンロール(477kcal)を食べきったら寝ます。
今日は文章構成を考えずに一気に書きました。ホヤホヤ。
ばあちゃんの徘徊
昨日おむつの助成金のことを書いたので、今日はばあちゃんがおむつ(リハビリパンツ)を使うようになった経緯を書こうかと思ったのですが、どう頑張っても長編大作になる予感しかしないので、今日はやめときます。。。眠い。
なので、今日は別のおはなし。
最近暖かくなってきたので、小規模多機能の通いに行かない日のばあちゃんは一日10回くらい玄関を開けて出ては入りを繰り返しています。
☟これは去年の秋の、名付けて「女優みやびの事件簿」
今日は仕事が休みだったので、昨夜やるはずだった諸々の家事を終え、買い物へ行って、13時過ぎに帰宅。その直後、玄関がガチャンと閉まる音がした。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
ばあちゃんが出てった!
慌ててケータイと財布と鍵をつかんで捜索に。
こういう時のばあちゃんめっちゃ速い。住宅街のどの筋に消えたのだ?!
いつものコンビニに行ってみたけど、来てない。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
ここ以外って最近なかったからめっちゃ焦った。あと5分探して見つからなかったら警察だな、と思った。
ばあちゃんはちょうど3年前に電車とタクシーを乗り継いで奈良で保護されたことがある。
このまま電車に乗られては面倒だ!よしっ駅だっ!!
と、駅の方に車を走らせた。どの道からでも行けるくらい何通りもあるけど、最初に向かった道の歩道でばあちゃんの後ろ姿を発見!!
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
路肩に停めてしばらく後ろから見守った。しかし速い。けど時々ふらついているように見える。
再び見失う前に、ばあちゃんを一度追い抜いて、道路脇の駐車場に入った。
車を降りて、歩道を覗き込むようにしてばあちゃんの視界に入る。そして女優になる。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
「あれ?やっぱばあちゃんや!どうしたんこんなとこで?」
「ん?ケーキを買いに行こうと思ってな。あんたこそどうしたん?」
「銀行行く途中でばあちゃんに似た人歩いてると思ったらばあちゃんやったからー!」
「そうかー。私も銀行に用事あるんや」
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
「そしたら一緒に乗っていく?」
すんなり助手席に乗ってくれた!!保護成功!!GJ私!!
そのあとは、ばあちゃんが通帳を持っていなかったのでまた今度にしようとそのまま帰宅。
たまたま私が休みの日で、たまたまばあちゃんが出たことに気づいて、
たまたま選んだ道にばあちゃんがいた、ということであって、これがもし…と想像するだけでゾッとする。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
今後どうしようかなぁ。昼間。
困った。
このあと季節的にも寒くなってきたので、家を出る行動は落ち着きました。
で、春ごろからまたうろうろとする日が増えてきて、また遠くへ行ったらどうしようかと心配していたのですが、今のところは家のまわりだけですぐ帰ってくるというところで落ち着いています。
(先日ばあちゃんに留守番を頼んだ日はひと騒動あったことはとりあえず置いておいて ※twitter参照)
なので、数分は放置して帰ってくるのを待つ余裕が私にもできました。
でも、ばあちゃんの徘徊にはトラウマがあるんです。
☟これ。
徘徊は親身になって協力してくださる方ばかりではないのも現実で、認知症老人はちゃんと見とけ!とか、家を出たがるのは家族関係が良くないからだろうとか言う人もいるわけで…。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
ちなみに後者は3年前におまわりさんに言われてそのあとずっと引きずって泣いたセリフです。今でも思い出したら泣ける。
あ、警察全体の問題ではなくて、あくまであのおまわりさんが酷かっただけです。そのあとに大捜索してくださった生活安全課の皆さんや、奈良で保護してくださったおまわりさんには感謝してもしきれないと思っているし、かけてくださった言葉も優しくて泣けたくらいです。
— みやび@介護子育て垢 (@may_at_game) 2017年10月17日
結婚してまだ間もないころだったので、介護も初心者だし、嫁としても初心者だし、今みたいにばあちゃんとの関係も築けていない頃のこと。
これ以来私は、ご近所さんにも家の事情を隠さずに話して理解を求め、普段から周りに頼ることを心がけています。
SOSって発信していかないと受け止めてもらえないですから。
今日はtwitterの引用ばかりでまとまりがないものになってしまいましたね。
しかも引用したらなんだか表示が重複したりしててすみません。。。
でも直す気力が・・・
パトラッシュ・・・(ry
今日はこのへんで。おやすみなさい。
おむつの助成制度について
介護保険でいろいろなサービスを1割ないし2割負担で利用できるとはいえ、健康な人なら無用なはずの出費はけっこうありますよね。
特に我が家は排泄関連の消耗品費はバカになりません。
洗濯洗剤(消臭ストロング※)も、消臭剤も、トイレ掃除グッズも、フローリングでのお漏らしもあるのでトイレットペーパーだけじゃなくてウェットシートもけっこう使います。(糞尿拭いた雑巾は使い捨てたい)
布団の下にペットシートを敷いて布団の上には防水ラバーを敷いていますが、防水ラバーも洗濯回数が増えると傷んでくるので、消耗品と言っても過言ではありません。
※消臭ストロングについては愛用しすぎてツイッターで勝手に宣伝しまくっているのでまた後日記事にしますね
そしてやっぱり何よりおむつ。
うちはじいちゃんもばあちゃんもリハパン使用で、ばあちゃんは大容量パッドも使用しているので、すんごいペースでドラッグストアに行きます。
(通販とかドラッグストアの配達サービスを使ってもいいんですけど、割引クーポンとかポイントカードを軽視できない貧乏性)
で、だいたいばあちゃんだけでも1ヶ月で8千円とかになります。
年間で約10万円弱ですよね。No way!!
そこで介護する人に絶対知っておいてほしいのが、おむつの助成制度です。
自治体によって助成の条件や内容はさまざまなので、まずは市町村の介護担当課か担当ケアマネさんに聞いてみてください。
聞いたらきっとちゃんと教えてくれます。でも聞かなかったら「え?知らなかったの?とっくに知ってると思ったわ」みたいになるのが助成金の類。
私の住んでいる自治体(滋賀県彦根市)を例にすると、条件・内容はザックリこんなかんじ。
対象者
要支援2~要介護5の居宅要介護者等でおむつ等の使用状況が申告できる人
おむつ購入日に介護保険施設や病院などに入所・入院している人を除く
対象品目
成人用おむつ(対象品目表あり)
助成額
1か月に購入した費用(消費税含む)の9割
ただし、支給額は、6,300円(7,000円×0.9)を限度
申請方法
おむつ等の購入にかかるレシートまたは領収書(販売店、品名、数量、購入月、金額が記載されているものに限る)を添付して所定の申請書を提出
申請時期
5月、9月、1月に、前月末までの4ヵ月分をまとめて申請
正直彦根市はかなり手厚いほうだと思います。
実際めちゃくちゃ助かってる。ひこにゃんありがとう。
仮に毎月限度額いっぱいの助成を受けるとすると、
一年間で6,300円×12ヶ月=75,600円も返ってくるんです
自治体によってはおむつ券の支給だったり、おむつも指定だったりするみたいですが、助成制度はないよりはあったほうがいい。知らないよりは知っていたほうがいい。
経済的に助けてもらえることはないか、どんどん調べて尋ねて活用することをおすすめします。
あ、4月までの分の申請まだやってない・・・!!!
レシート整理しなきゃ!!
トリプル前日準備
じいちゃんが要介護になったのはちょうど今から1年ほど前で、息子も途中入園で昨年の5月から保育園に通うようになりました。
それまではばあちゃんが毎週金曜日にデイサービスを利用していて、じいちゃんもデイサービスに行くなら同じ曜日にしてもらったほうが私が一日休める!ということで、ふたりは(あえて)別のデイサービスに同じ金曜日に行くことに。
主人は仕事、息子が保育園に行き、ばあちゃんのお迎えが来て、じいちゃんのお迎えが来て、自宅に私一人という時間なんて結婚して以来なかったので、一番初めにじいちゃんがデイに行った日はリビングで小躍りする勢いの開放感でした。
まさにキンキラキンの金曜日。
が!この開放感のために頑張らなきゃいけないのが前日。
ばあちゃんはデイで入浴もするし、失禁に備えて多めの着替えも持参。
尿量が多いのでリハパン・パッドも多めにバッグに詰める。
洗浄した入れ歯も(ほとんどつけないけど)持って行く。
じいちゃんは入浴はナシだけど昼食後のお薬を忘れずに持たせる。
替えのリハパンも数枚イン。
息子は毎日のことながら給食袋や着替えや替えのおむつなどなどを準備。
そして3人分の連絡帳を書く。書く。書く。
初めは翌日の開放感のために頑張れた。
けどしばらくして、やっぱり開放感は午前の一瞬だけだってことに気づき始めました。
私が一日休める!と思って同じ金曜日にしたけど、実際は普段できないじいちゃんばあちゃんの部屋の掃除をしたりとか、大量のおむつを買いに行ったりとかしてることのほうが多いので、思ったより解放されてない現実に(´・ω・`)ショボーン
まぁ、デイの目的って私が休むことだけではないのでイイんですけどね。
こういう間接的なことって実際やってみないとそんな大変だと思えなかったなぁ。
介護も子育ても、当事者でないとわからないことが山ほどありますね。
過去の私よ、イマジネーションを磨くのだ!
エブリデイ唐揚げ
「今夜も唐揚げやったわ」
って言う彼氏の家の夕食事情になぜもっと早く疑問を持たなかったの、私。
30歳を過ぎて結婚を意識して付き合いだした彼氏は私の8歳年下で、幼い頃にシングルマザーだったお母さんを交通事故で亡くしていて、祖父母が親代わりになって育ててくれたという人でした。
お母さんが若い時に彼を出産したので、祖父母と言ってもまだ若くて、私の母と彼のおばあさんは5歳しか違わなくて、おじいさんも現役で鉄工所を営んでいました。
当時の彼は「ばあちゃんは昔から家事は得意じゃなくて、夕飯も俺の学生時代は頑張って作ってくれていたけど、もうほぼ毎日スーパーで買ってきた唐揚げだ」と言い、温かい手料理に飢えていて、一人暮らしをしていた私のアパートで一緒にご飯を食べる日が増えました。
付き合いだして1年ほど経って、彼のおじいさんおばあさんに初めて会うことになりました。
その前から、彼から「家がすごく汚い」とか「ばあちゃんがいつも同じ服を着ている」とか、「むすっとしていて会話が成り立たないことが多い」みたいなことをなんとなく聞いていたのですが、ちょっと家事が苦手で難しい性格なのかなぁくらいに思っていました。
今思えば、全部認知症の初期症状だったのね。
でも結婚の話はトントン拍子に進んで、おじいさんおばあさんと初めて会った5か月後には入籍して同居していました。
不安はあったけど、結婚して義親と同居することに不安がない人なんて多分いないし、彼とずっと一緒にいたかったし、大丈夫だと思ったんですよね。
近いうちに介護生活がやってくることは想像していたけど、介護に対して楽観的すぎました。
だって介護の具体的なしんどいことが全然イメージできないくらい無縁だったから。
一緒に暮らしだして、「いやいや、これ性格の問題じゃなくね?精神病か認知症ってやつじゃね?」って感じることが多々あって、やっとばあちゃんをもの忘れ外来に連れていくことができたのは、結婚してから半年後のことでした。
スーパーの唐揚げ、美味しいけど毎日はちょっと、ね。
キッチン立ち入り禁止
最近以前より多少マシになったとはいえ、ばあちゃんの食欲といったらハンパない。
冷蔵庫を開けてはハムやちくわなんかのそのまま食べれるものを食い尽くし、食事の支度を早めにして鍋やフライパンに置いておこうものなら勝手に食べる。
数年前の春先にはアク抜きのために置いておいた筍の穂先(いちばん柔らかくて美味しいやつ!)をガブリとかじられていたことも。
↑証拠写真。ガッデム!!
そんなこんなで我が家の冷蔵庫はこんな感じになってます。
最上部。ばあちゃんには解除はちょっと難しい。
下の野菜室。
製氷機のところ。
全部子どものイタズラ事故防止のグッズです。
さらに作り置きの鍋やフライパンは、マスキングテープで封印。
あと、写真がないんですが、先日までキッチンの入り口に"ばあちゃんの進入防止策として"ベビーゲートを設置してました。(今はじいちゃんの転倒防止のために撤去)
柵があってもテンションノリノリのときは越えていきましたけど(´・ω・`)
うちの場合は、冷蔵庫のロックを外したり、マスキングテープを剥がしたり、柵を乗り越えたりと、一手間がかかるように工夫したら、だいぶ被害は減りました。
でも完全には無理。
キッチンの工夫についてはもう少しあるのですが、またおいおい紹介します。
ばあちゃんの食欲が無くならない限り、終わりなきキッチンバトル(´・ω・`)